このままだと日韓戦が100%日本応援団だけで満たされる危機

6年ぶりに帰ってきたワールド·ベースボール·クラシック（WBC）が来月開幕する。

しかし、国内ファンはWBCチケットを購入できない。 韓国代表チームは来月9日から東京ドームで本選1ラウンド4試合を行い、1ラウンドを通過すれば東京ドームでA組1、2位チームのうち1チームと準々決勝（準々決勝）を行う。 東京ドームで最大5試合ができる。 しかし、韓国でWBC公式ホームページチケット予約サイトにアクセスすると、接続不可リンクが表示される。 韓国IPアドレスではチケットを購入できないように販売を事実上阻止したわけだ。 東京ラウンドの主催地である日本での決定だ。

日本でのWBCチケットの販売は、すでに昨年11月から始まっている。 フルパッケージ、ワンデーパッケージなどのチケットを販売したが、問題は試合当たりの前売りではなく「一日券」という事実だ。 WBC東京第1ラウンド初日の3月9日には昼12時（現地時間）に豪州-韓国戦、午後7時に中国-日本戦が行われる。 「9日チケット」を購入すれば、この二つの試合をすべて見ることができるチケットであるわけだ。

東京で開かれる大会であるだけに、日本のファンが多く訪れるはずだが、豪州対韓国戦はチケットを購入してもあえて訪れない確率が高い。 夕方に開かれる中国-日本戦に焦点が当てられているからだ。 そうなれば、豪州対韓国戦は観客席が相当数空いたまま行われる可能性が高い。

KBOでもNPBに「韓国遠征応援団のために座席ブロックを渡してくれないか」と問い合わせたが、「だめだ」という返事だけだった。 過去のWBC大会には互いに了解して遠征応援団を運営できるよう配慮をしたが、今大会でNPBは非常に断固としている。

今回のWBC優勝に対する日本の熱望が感じられる部分だ。 NPBはWBC優勝に「オールイン」していると言っても過言ではない。 ダルビッシュ有、大谷翔平、村上宗孝、佐々木朗希など日本を代表するスターが全員代表チームに乗船し、ファンの関心が高まっており、日本代表チームの宮崎キャンプには雲の観衆が毎日集まるほどだ。 NPBも今回のWBC優勝で若いファン層を流入し、野球熱気を「ブームアップ」させるという意志が相当大きい。

しかし、韓国応援団がほとんどないという事実は、韓国代表チームには大きな悪材料だ。 応援戦も雰囲気争いの一種だが、特に重要な韓日戦では不利な条件に違いない。
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