日本女子、開幕2連勝！“黄金世代”の3人でイラン破る

女子のグループリーグ第2戦で日本は、イランに3ー0のストレート勝利で開幕2連勝を飾った。

チーム世界ランキング2位の日本は、この試合、同35位のイランを相手に伊藤美誠（23）、平野美宇（23）、早田ひな（23）で挑み、日本卓球界を担ってきた“黄金世代”の3人が世界卓球では初めて3人揃っての団体戦となった。

第1試合は今大会初出場の伊藤がシャハサバリと対戦。立ち上がりからフォアのスマッシュやロングサーブが決まり、第1ゲームを先取。第2ゲームはミスもありゲームポイントを奪われて苦しむ場面もあったが、変化のあるサーブで逆転し連取。続くゲームは伊藤らしい強打の早い攻めでリードし、ストレートで第1試合に勝利した。

勢いに乗りたいところだが、第2試合でアシュタリと対戦した平野が大苦戦。相手の異質のラバーに苦しみ第1ゲームを奪われると、第2ゲームでは相手の回転に徐々に対応していくが9－11で連取されてしまう。追い込まれた第3ゲームは、相手のフォア側を攻めるなど強打で崩しながらリードし、最後はバックハンドの攻撃でポイントを奪い1ゲームを取り返した。

第4ゲームは相手の強打も含めた多彩な攻撃に苦しみ、10－10のデュースで接戦に。最初にアシュタリにポイントを奪われ崖っぷちに追い込まれたが、落ち着いてスマッシュを決めるなど、11－11から連続ポイントを奪って窮地を凌いだ。最終ゲームはラリー戦に持ち込む場面が増え、お互いに譲らず。平野は7－7から2ポイント奪われたが粘って9－9に持ち込み、11－11から相手のバック側へのスマッシュでマッチポイントを奪う。最後は相手のレシーブが台を越え、平野はガッツポーズ。苦しい試合を大逆転勝ちで早田につないだ。

第3試合の早田はサラジと対戦。立ち上がりから落ち着いたプレーで、終始リードする展開。左右への強打が安定し、第1・第2ゲームを連取すると、第3ゲームもラリー戦を制すなど要所でポイントを重ねストレートで勝利した。“黄金世代”の3人で3勝を奪い、パリ五輪の出場枠獲得に向けまた一歩前進。
https://news.yahoo.co.jp/articles/fe17b143f5012cd4139b9...

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