ソウルで開催予定のショートトラック世界選手権中止

ショート世界選手権中止
感染拡大で国際スケート連盟

2020/2/26 17:47 (JST)2/26 17:59 (JST)updated
?一般社団法人共同通信社

　国際スケート連盟（ISU）は25日、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、3月13日からソウルで予定されていたスピードスケート・ショートトラックの世界選手権を中止すると発表した。
延期や開催地変更は困難としている。
日本からは吉永一貴（中京大）らが出場予定だった。（共同）
https://this.kiji.is/605320745266709601?c=395501877...

https://www.youtube.com/watch?v=ImcoCs0dtwM

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ちなみにショートトラックという競技ができたのは、温暖化等により、世界的に400mのロングトラックというスピードスケート競技以外に活用の道がないリンクの建設・維持が難しくなったから。
400mリンクの消滅によりスピードスケートができなくなった競技者が、フィギュアスケートやアイスホッケーの60m×30mリンクを間借りする形でスピードスケートを続けられるようにしたのがショートトラックだ。
なので、競技としては新しく未成熟なのは当たり前。

日本のような狭く気温の高い地域に、400mリンクが、今もなおたくさん存在するのは極めて異質である。
スケート場は国体等の文科省の土建利権の１つでもあり、しかも室内400mリンクも、今シーズン3つ目がオープンするなど、日本のスピードスケートは世界的にかなりの金満であり、ある意味勝てないと問題でもある。

日本でスケートで人気の高いのはフィギュアスケートであり、日本スケート連盟の収入のかなり多くを稼ぎ出しているのに、そのお金がスピードスケートのハコモノ利権にもっていかれているうえ、60m×30mリンクはどんどんつぶされていると関係者の不満は多い。

そのような状態だから日本のショートトラック選手は、つねにほかのスケート関係者に気を使いながら練習をしているのが現状だ。
そんなわけで、橋本聖子大臣が健在なうちはスピードスケートといえば日本かもしれない。
しかし、世界的に見るとショートトラックは、リンクが小さくさまざまな競技で兼用できることから、トルコやイスラエル、オーストラリア、台湾、シンガポールといった温暖な地域の国の選手も世界レベルになってきている。
ショートトラックは日本のみすたれるかもしれないな。
五輪では金メダルまで取った時代もあったのに。

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