「PKは運」は本当なのか? 日本代表とモロッコ代表の決定的な違い PKは運なのかそれとも実力か…
「クロアチアと互角の戦いをしただけに、サッカーファンの間には絶望感が漂っています。世間では慰めのように〝PKは運〟と言われていますが、同じ条件のクロアチアはしっかりと3本のゴールを決めているのも事実。特に1本目の南野のシュートについては、少なからず厳しいコメントが。リヴァコヴィッチも、日本のPKに対して『試合前に分析したが、1本目はそうでもなかったが、(後は)かなり強かった』とコメントしていました」(スポーツライター)
〝PKは運〟と言われている現状に、国内のSNSには
《PKでビビりまくって、キーパーに止められまくって負けるとかないわ。運じゃなくて実力。メンタル鍛えて相手を分析して練習しまくれば多少マシになるんじゃね?》
《間違いなくPKは運だからしゃーないとか言ってたら次も負けるよ》
《はっきり言うけどPKは運じゃないです。普通に実力です。球蹴るのが上手い奴がキメる。それだけです》
《PKでいつも勝つクロアチアと、いつも負ける日本。運だけではなくて(PK戦においては)確実に技術とメンタルの差があったと思う》
《PKは運って言われてもアレなら100回やっても負けると思う》
《運と済ませてしまうなら、今後もPKで負ける場面は減らない》
といった疑問の声も多い。
「シュートの精度とともに批判を集めているのが、PKの順番を監督が決めていないという点。立候補制のPKだったため、冷静な判断ができず、PK戦を落としてしまったのではないかとも言われています」(同・ライター)
6日に行われたスペイン対モロッコ戦も0-0のままPK戦までもつれこみ、3-0でモロッコが格上スペインに見事勝利した。
モロッコのキッカーは日本と同じく挙手制で、スペインのキッカーは監督が指名したといわれている。スペインのPK負けはW杯史上4度目で、大会ワースト記録となった。
モロッコGKのヤシン・ボノは昨季のスペインリーグ戦で1試合平均最少失点となり、サモラ賞を受賞している。
キッカーのメンタルやGKの技術などを見ても、やはり〝PKは運〟というのはいささか無理があるようだ。
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