「日本の宝」と称され高性能の「フェラーリ」
と評される岡が体操男子個人総合で金メダル。
体操男子個人総合決勝で日本は初出場の
岡慎之助(徳洲会)が金メダルを獲得した。
6種目合計で86.832点を獲得し頂点に立った。
初出場で金メダルは東京五輪の橋本大輝以来、
日本勢6人目の快挙。日本勢は同種目4連覇達成。
20歳の岡は、美しい体操が武器で「日本の宝」と称される。
所属の米田功監督が高性能の「フェラーリ」と評す潜在能力を持ち、
水鳥寿思・強化本部長も以前から「橋本選手と肩を並べる」と語ってきた。
野球経験者の父・泰正さんが「スーパースターになってほしい」とプロ野球
巨人の阿部慎之助監督と同じ名前を付けた。体操は保育園の鉄棒でたった一人、
逆上がりに成功し、先生に「やったら?」と勧められたことがキッカケ。褒められ、
嬉しくて始めた競技。世界の舞台で「慎ちゃん」と皆に愛される最年少岡が躍動した。
【体操日本 男子個人総合 歴代五輪王者】
遠藤幸雄 1964年 東京五輪で団体総合、平行棒との3冠達成。
加藤沢男 1968年メキシコ五輪、72年ミュンヘン五輪で連覇。
具志堅幸司 1984年ロサンゼルス五輪でつり輪との2冠達成。
内村航平 2012年ロンドン五輪、16年リオデジャネイロ五輪で連覇。
橋本大輝 2021年東京五輪で五輪史上最年少の19歳で制覇。
岡慎之助 2024年パリ五輪に20歳で初出場し、いきなり制覇。
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