「インフルエンザは湿気に弱い」それってホント?
http://sawagikyou.holy.jp/nature/kiken/yobou/v_06_shitsu... 飛沫中のウイルスが感染力を保つ期間は、湿度と紫外線強度により変化する。冬では、湿度が低く日光が弱いので、この期間は長くなる。(wikipedia/インフルエンザ)
2005年〜2007年、沖縄県で3年連続 「夏のインフルエンザ流行」 が発生しましたが、この時はいずれも、「例年になく降水量が多かった」 そうです。
やっぱり、紫外線量が少ない環境にあったんですね。
熱帯地方の雨季にも流行してしまう事を考えると、紫外線量の方が影響が大きいのかもしれません。
冬に室内を加湿したからと言って、環境としては熱帯地方の雨季に近い事を考えると、過信は禁物のようです。
湿度が高くてもインフルエンザウイルスの感染力は弱まらない?公開日:2018/07/04
https://www.carenet.com/news/general/hdn/4621... インフルエンザウイルスは湿度が高いほど生存率は低下すると広く考えられているが、高湿度の環境下でもウイルスの感染力は弱まらない可能性のあることが新しい研究で示唆された。
研究グループは、咳やくしゃみにより空気中に飛び散った気道の分泌物などがインフルエンザウイルスの保護に働くためではないかと指摘している。
Lakdawala氏らはまず、相対湿度を一定に維持しながら空気中に液体の微粒子(エアロゾル)を安定して浮遊させることができる回転式の金属ドラムを作製した。
次に、ヒトの気道分泌物のサンプルと2009年のパンデミックインフルエンザA(H1N1)ウイルス株の混合物をエアロゾル化して、このドラム内に噴霧した。
同氏らによると、ドラム内の環境は、インフルエンザに罹患した人と同じ部屋で過ごす条件に近いものだという。
その次に、Lakdawala氏らは、ウイルスが外に拡散されないように金属ドラムに特殊なフィルターを取り付けた。
その上で、室内の空気が外気と入れ替わるのに要する時間と同じ1時間、ドラムを回転させた。
7段階の湿度(23%、33%、43%、55%、75%、85%および98%)でこの実験を繰り返した結果、インフルエンザウイルスはどの相対湿度でも感染力が弱まらないことが明らかになった。
「少なくとも一般的な住宅では、室内の空気が外気と入れ替わる1時間のうちは咳などで飛散した気道の分泌物がウイルスを保護している可能性が考えられる」と、Lakdawala氏は述べている。
研究グループは今回の結果を踏まえて、
インフルエンザの流行期には自宅や職場の空気をこまめに入れ替え、
循環する空気を紫外線照射で殺菌する機能を備えた空気清浄機を活用し、
ドアノブやキーボード、電話、机などを定期的に消毒するようアドバイスしている。
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