>>11 いや、あの時代、まともに女子選手を相手に
サッカーの基本的な技術や戦術を教えたのが、世界でも佐々木監督一人だけだったんだよ。
そのぐらい世界の女子サッカーは酷かった。
強豪のアメリカやドイツ代表でさえ、満足にドリブルやトラップ、正確なパスなんて出来る選手はいなかった。
実際に澤だってトラップもドリブルも出来ないけど、ポジショニングと危機管理が抜群という天才肌。
女子サッカー界では、単にフィジカル頼みの大味なサッカーで、適当にボールを蹴り、それに群がるだけの小学生の体育レベルが当たり前だった。
足の速いやつが追いつき、体の強いやつが弾き飛ばすってだけ。
その程度の選手達に基礎技術や戦術を叩き込んだ佐々木監督の功績は大きい。
就任後、惜しくも4位に終わった2008北京オリンピックから、2011年のW杯優勝まで、
世界の女子代表チームは、始めて目の当たりにするサッカーらしいサッカーに対応できず、
後手後手に回り、なでしこは子供をあしらう様にパス回をし、ポゼッションで圧倒した。
しかし圧倒的ストライカーが存在せずに、苦戦はしてたけどね。
なでしこが北京で見せたサッカースタイルから次のW杯まで、世界の代表も急速に基礎技術や戦術を磨いてきたが、
2011年の時点では、なでしこがギリギリ先行者としての優位性を保ち、逃げ切った形。
その後の凋落はご覧の通り。
同じ様な技術を持たれてしまっては、フィジカルの優位性で適わないんだよね。
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