『あ、破れた』今井月、控室へダッシュも予選突破

『あ、破れた』今井月、控室まで猛ダッシュ
「人生初」バクバクの状態で200平泳ぎ予選を突破
【競泳パリ五輪代表選考会】

https://news.yahoo.co.jp/articles/1cd2dafb5949c7489d71d...

◇21日　競泳　パリ五輪代表選考会第5日（東京アクアティクスセンター）

　女子200メートル平泳ぎの予選が行われ、2016年リオデジャネイロ五輪代表の今井月（バローHD）が、「人生初」というアクシデントにも負けず、全体4位で午後の準決勝に駒を進めた。

　「本当に焦った。終わったと思った。マジ、焦った～」。安堵（あんど）感とうれしさが交じった今井の声が取材エリアに響いた。予選6組の出番を前に、突然スイムキャップが破れるハプニング。更衣室まで走って代わりのキャップを取りに行ったが見つからず。控室まで探して「たまたま持ってきていた」という予備を見つけて事なきを得たが、レース前に余計なエネルギーを使った。

　脈が上がった状態でレースに臨んだが、地力に物を言わせ、きっちり準決勝進出。2大会ぶりの五輪を目指す23歳は「冷静に自分のレースに集中して決勝につながるような泳ぎができたら」と落ち着きを取り戻した。

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