ルクレール、感動の母国モナコGP初制覇 角田8位入賞
【AFP=時事】24F1第8戦、モナコGP(Monaco Grand Prix 2024)は26日、決勝が行われ、フェラーリ(Ferrari)のシャルル・ルクレール(Charles Leclerc)が母国グランプリでの初優勝を飾った。
一方でレッドブル(Red Bull)勢は王者マックス・フェルスタッペン(Max Verstappen)が6位に終わると、セルヒオ・ペレス(Sergio Perez)は1周目にクラッシュに巻き込まれてマシンが損壊し、忘れたい週末となった。
過去5回のモナコGPで表彰台入りを逃していたルクレールは、1950年にF1世界選手権が開始されてから初となる母国大会を制したモナコ人ドライバーとなった。
モナコで通算3度目のポールポジションを初めて優勝につなげたルクレールは、マシンを降りるとチーム関係者の腕に飛び込んで勝利を喜んだ。
ルクレールは涙をこらえながら「大きな意味がある。F1ドライバーになるという夢を与えてくれたレースだ。残り15周で感情が湧き上がって、ドライビング中には思っていた以上に父のことを考えていた」「彼は、私がここにいるためのすべてを与えてくれた。ここでレースをして勝つことが僕らの夢だったから、信じられない」と述べた。
過去12レースでポールポジションスタートから優勝を逃していたルクレールは、7秒152差でマクラーレン(McLaren)のオスカー・ピアストリ(Oscar Piastri)を2位に抑え、3位にはフェラーリのカルロス・サインツ・ジュニア(Carlos Sainz Jr.)が入った。
4位にマクラーレンのランド・ノリス(Lando Norris)、5位にメルセデスAMG(Mercedes AMG)のジョージ・ラッセル(George Russell)、6位にレッドブルのフェルスタッペン、7位にメルセデスのルイス・ハミルトン(Lewis Hamilton)、8位にRBの角田裕毅(Yuki Tsunoda)が続き、以下ウィリアムズ(Williams)のアレクサンダー・アルボン(Alexander Albon)、アルピーヌ(Alpine F1)のピエール・ガスリー(Pierre Gasly)が入った。
スタートでルクレールがクリーンなスタートを切る中、その後ろではピアストリとサインツがサイドバイサイドの攻防の中で接触。後方ではペレスがハース(Haas F1 Team)の2台とクラッシュしてレースは赤旗が振られた。
ペレスはハースのケビン・マグヌッセン(Kevin Magnussen)との接触でスピンしてバリアーに衝突し、その後ハースのニコ・ヒュルケンベルグ(Nico Hulkenberg)ともぶつかった。マグヌッセンは出場停止の可能性もあったが、ペナルティーは逃れた。
またこの1周目では、トンネル手前のカーブ「ポルティエ(Portier)」でアルピーヌのエステバン・オコン(Esteban Ocon)がチームメートのガスリーの内側に入り込もうとして接触し、オコンのマシンが宙に浮いた。オコンにはカナダGP(Canadian Grand Prix 2024)での5グリッド降格処分が下り、チームの怒りを買った。
https://news.yahoo.co.jp/articles/051eff565af8c7ad4c85b...
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