スペインのカタルーニャサーキットで、MotoGP第6戦カタルニアGPMoto2
クラスの決勝が行われ小椋藍(日本/ボスコスクーロ)が今季初優勝。2022年
日本GP以来の優勝に喜びを爆発。最近は、3戦連続で6列目17番グリッド
スタートで、決勝で追い上げるレースを見せていた小椋。前戦フランス
GPでは、15台抜きで2位まで巻き返し今季初表彰台を獲得していた。
「今週は苦しんでいた」と小椋。課題の予選でも奮わず4列目10番グリッド
スタート。それでも「スタートが決まったのが大きかった」というロケット
スタートで7人を抜きその後、一時は6番手に後退するも粘り強く1台また1台
と追い抜き、残すはチームメイトのガルシア(スペイン/ボスコスクーロ)のみ。
残り4周となった1コーナーでランクトップで連勝を目指すガルシアを抜き去る。
最後はガルシアに3秒以上の差をつけ優勝し何度もガッツポーズ。ウィニングラン
でも、パルクフェルメ(表彰台下のマシンをとめるスペース)でも、表彰式でも笑顔
を見せ続ける小椋。普段はポーカーフェイスの小椋の顔が笑顔でくしゃくしゃに。
2戦連続表彰台と勢いに乗った小椋。ポイントランキングでもポジションをあげ3位。
今季のMoto2クラスは6戦目で小椋が5人目の優勝者という混戦。首位のガルシア
との差は21ポイント。あと15戦を残す2024年シーズン王者の座も夢ではない。
2024Moto2ポイントランキング
1位 セルジオ・ガルシア(スペイン/ボスコスクーロ)109ポイント
2位 ジョー・ロバーツ(アメリカ/カレックス)90ポイント
3位 小椋藍(日本/ボスコスクーロ)88ポイント
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