角田裕毅「本当に悔しかった」カナダGP残り5周の“ミス”を反省…
ブレーキトラブルではなく新しいブレンボのブレーキを難しい
路面コンディションに合わせられずロックアップさせていた。
終盤にエステバン・オコンに抜かれ、抜き返すタイミングを見計らって
駆け引きを続けていた66/70周目のターン8で、痛恨のオーバーラン。
濡れたグラスで滑り、ターン9奥のトラック上で角田はストップした。
これで大きく順位を落とした角田は、14位でフィニッシュとなっている。
本人も「あれは僕のミスです」とレース後に語り、結果を悔やんでいた。
このシーンについて角田本人が『DAZN』の『WEDNESDAY F1 Time #16』で
状況を説明した。番組MCのサッシャ氏が“結構ブレーキも大変な感じだったんで
すか?”と聞くと、角田は新ブレーキの使い方が十分ではなかったと明かしている。
「ブレーキはもともと苦しんでいて。なかなか合わせ切ることができずにいた
んですけど、でも自分のミスですね」路面状況がウェットからドライに変わり、
かなり消耗するレースだったとのこと。“タイヤも替えて、戦略もズバッとハマ
んないと。コンディションも変わった中で、毎ラップ多分ブレーキもアクセルも
アジャストしながらやらなくちゃいけないというタフなレースだったのでは?”
とサッシャ氏が聞くと、角田は「集中力もかなり使いました」と同意している。
「ブレーキが今回ブレンボ、新しいブレーキマテリアルを今回、モナコGPかな?
その前ぐらいから使っていて自分たちのチームでも、まだ(ブレーキを)合わし
切れていないっていう自覚はある。そういったところで、今回難しいコンディ
ションになって、その難しさがいつも以上に増した」
8位フィニッシュまで持ち込んだ僚友ダニエル・リカルドの存在もあり、明確に
自身の反省点だったと口にしている。「それでもチームメイトはちゃんとゴール
しているので、そこらへんは自分がこれから改善しなくちゃいけない部分であり
ますし、本当に悔しかったレースでもありますね」
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